Ryusuke Fuda's Newsletter #49
- VRChat がシリーズDで約80億を調達しクリエーターの経済圏を強化
- Dropbox が Dropbox Studios を公開
- Amazon のリーダーシップ憲章に2項目追加

出典: https://medium.com/vrchat/vrchat-partners-with-anthos-capital-to-close-80m-series-d-d706a1ab481b
VRChat はVR内に好きなアバターや world をつくり他の人と交流するSNSで、VRヘッドセットがなくてもWindowsがあれば利用できるサービスです。
2019年の同時接続数は8,000人前後でしたが、2020年には24,000人、今では44,000人に伸びてきておりVRデバイスを提供している FacebookやHTC と並んで VRで注目されている企業になってきています。
今週 VRChat はシリーズD で80億を調達しクリエイターコミュニティを強化しその中で稼ぐことができたりと独自の経済圏をつくるのに使うそうです。バーチャルカンファレンスやマーケットプレイス、コンサートなど、非常に没入感が高く動画コンテンツなどと比べ満足度は高いそうです。Link

出典: https://blog.dropbox.com/topics/company/welcoming-our-employees-to-dropbox-studios
パンデミックが収束に向かうUSでは徐々にコロナの前に戻っていっていますが、Appleは9月から週3日の出社の義務付けに対して従業員から抗議を受けたりと企業の判断は難しくなっています。
そんな中、Dropbox は 早めに Virtual First Company へと舵を切り高速で改善をしています。今週には Dropbox Studio をスタートさせました。
Dropbox Studio は Virtual First で課題となるコラボレーション専用のスタジオでオフィス用途ではない場所です。交流を促すためのカフェスペースやミーティングルームなどがあります。
また Dropbox は自社の知見をすべて Virtual First Toolkit として外部に公開しています。時間の管理方法やメンタルケアなど Virtual First を目指す企業の見本となっています。Link

出典: https://www.aboutamazon.com/news/company-news/two-new-leadership-principles
Amazon は社内の Principle をサイト上で外部にも公開しているのですが、今回リーダーシップに関する Principle に新たに2つの原則を追加したことを発表しました。
"Strive to be Earth’s Best Employer"
地球上で最高の雇用主になるために努力せよ
"Success and Scale Bring Broad Responsibility"
成功とスケールは幅広い責任をもたらす
2つ目は少し解釈が難しいですが、Amazonは他にも14個原則があり、そっちは "Think Big", "Dive Deep" など短くて強いワードがあります。今月5日で Amazon創業者のジェフ・ベゾスが退任したことも関係あるのでしょうか。Link
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