Ryusuke Fuda's Newsletter #154

- AI によるコーディングサポートをする TabbyML が 320万ドル (約4.7億円) の調達を発表
- Meta の最新のVRヘッドセットである Quest 3 が 10月10日に発売
- Vercel が生成AIを用いたUI作成サービスの "v0" を公開
布田隆介 2023.10.22
誰でも
出典: https://techcrunch.com/2023/10/10/tabbyml-github-copilot-alternative-raises-3-2-million/

出典: https://techcrunch.com/2023/10/10/tabbyml-github-copilot-alternative-raises-3-2-million/

AI によるコーディングサポートをする TabbyML が 320万ドル (約4.7億円) の調達を発表しました。1か月前のニュースレター#149 でも同様のサービスである "EasyCode" がシードの調達をしたことを書きました。

GitHub は Microsoftに買収されており、GPTを自由に使うことができ、 また世界中のコードがGitHubにアップロードされていることから GitHub Copilot よりも優れた性能を提供することは難しいと思います。

しかし、GitHub Copilot のような製品を欲しい企業はたくさんあり、早い段階での買収があるため投資が集中しているように見えます。現に今年9月にはAWSがエンジニア向けのコマンドラインツールのFigを買収しました。Figは220万ドルの資金調達を実施したばかりのシード期の企業です。

これらのシード企業が GitHub Copilot にどう立ち向かうか楽しみです。Link

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出典: https://www.androidcentral.com/gaming/virtual-reality/meta-quest-3-body-tracking

出典: https://www.androidcentral.com/gaming/virtual-reality/meta-quest-3-body-tracking

Meta の最新のVRヘッドセットである Quest 3 が 10月10日に発売されました。販売価格はストレージ容量が128GBで7万4800円、512GBで9万6800円です。

Quest 3 の技術的な進歩として、AI による Body Tracking があります。これまで、VR空間にユーザーの全身の動きを反映させるにはモーションキャプチャーをつける必要があり、安価なもので5万円程度、事業用であれば100万円を超えます。

Quest 3 の Body Tracking は VRヘッドセットとコントローラーの動きから下半身の動きを推測する技術です。これによりモーションキャプチャーをつけることなく、全身をつかったゲームなどのアプリを開発することができるようになります。

Quest 2の累計販売台数は1,500万台程度とされています。Quest 3 がどのくらいの販売台数に達するかによって開発者の力の入れ方が変わってくるので正念場です。他のゲーム機器の販売台数と比較すると、Nintendo Switch が 1.2億台で差がありますが、PlayStation 5は累計4,000万台です。仮に Quest 3 が PlayStation 5 を超えるようなことがあるとマスアダプションしたといえるでしょう。Link

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出典: https://vercel.com/blog/announcing-v0-generative-ui

出典: https://vercel.com/blog/announcing-v0-generative-ui


Vercel が生成AIを用いたUI作成サービスの "v0" を公開しました。Vercelが v0 のアルファ版を発表してからわずか3週間で10万人がウェイティングリストに登録したことから、開発者の間での期待値の高さが伺えます。

Vercel は今週 "v0" ベータ版を公開し5,000人のアクセスと、サブスクリプションでのマネタイズを開始しました。

正直なところ、"v0" はUIフレームワークを使ったことのあるエンジニアにとってはそこまで便利さを感じず、デザイナーにとっても使いやすいものではないように見えます。個人的にはVercel はクラウドが主軸事業なので "v0" は生成AIを使った実験であり、本腰を入れる事はないと思います。

とはいえ、今はまだ市場にないエンジニアとデザイナーが共通して使うデザインとコード生成が一体化したようなツールに発展し、Figmaのように大きく成長する可能性はありますね。Link

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過去のアーカイブはこちらからご覧いただけます。

https://ryu.theletter.jp/

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