Ryusuke Fuda's Newsletter #75
- Web3 Dappsの為の AWS Lambda、Aleph.im が登場
- Airtableを利用しノーコードでサイトを公開できるSoftrが135万ドル(約15.5億円) 調達
出典: https://blog.fleetdm.com/from-osquery-to-fleet-planting-the-seed-bb37fea9770d
企業は社員に対してPCやタブレットを支給することもあれば、購入する費用を負担し自由に買って仕事に使ってもらうこともあります。そこで重要になってくるのがデバイスとそのデバイスにインストールされているソフトウェアの把握になります。
Fleet はデバイスの管理ソフトをすぐに自社サーバーに立ち上げられるサービスを開発し今回500万ドル(約5.6億円)を調達しました。
FleetのCTOは 8年前にFacebookで osquery というOSの中の状態をクエリで把握するOSSを開発し、Fleetはそのosqueryを企業のデバイス管理に特化させたものになります。UberやDropboxが既にユーザーになっているようです。Link
出典: https://thenewstack.io/aleph-im-is-like-a-decentralized-aws-lambda-for-web3-dapps/
Web3やDe-Fiなど分散型アプリケーションのバックエンドはEthereumやPolygonなどのネットワークにデプロイすることが比較的容易にできますが、フロントエンドはまだまだ発展途上です。
web2.0であればAWSやGoogleなどのクラウドにホスティングしますが、それでは完全な非中央集権とは言えない状態です。そこで出てくるのがIPFSやSwarmへのホスティングになるのですが、スケールの問題はまだまだ残ります。
Aleph.im はフロントエンドの非中央集権のホスティングとスケールの問題を解決するノードを開発し、web2.0のAWS Lambdaを目指しています。Web3周りのインフラはまだまだ発展途上ですね。Link
出典: https://www.softr.io/blog/worlds-largest-ecosystem-for-building-no-code-apps
Airtable をデータベースとして Webサイトや業務ツール等をノーコードで開発できるsoftrが135万ドル(15.5億円)の調達をしました。
ここ数年、Aitable や Notion などUIを持ち、かつデータベースにもなるサイトが流行しており、そのデータを使ってサイトを公開したいニーズにマッチし35,000以上の事業者が利用しています。
今後のマイルストーンは Airtable 以外の Google Spreadsheet, SQL, API など対応するバックエンドサービスを増やしていくそうです。Link
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