Ryusuke Fuda's Newsletter #114
- 次世代のデータウェアハウス、分析基盤を開発する MotherDuck が 4,750万ドル(約66億円)を調達
- Microsoft が ConsenSys と提携し Web3 の開発者向けに運用サービスの提供を目指す

出典: https://github.blog/2022-11-09-an-open-source-economy-built-by-developers-for-developers/
GitHubがオープンソーススタートアップへ投資する 1,000万ドル(約14億円) の M12 GitHub Fund を組成しました。
GitHub は今までも GitHub Sponsors などを通してオープンソース開発者へ寄付型でサポートをしてきました。
オープンソースへの投資が加速する中、一番オープンソースと密接な GitHub がファンドを通して出資をするのはオープンソースの持続性もさることながらリターンが見込めると判断したからだと考えられます。Link

出典: https://motherduck.com/blog/announcing-series-seed-and-a/
次世代のデータウェアハウス、分析基盤を開発する MotherDuck が 4,750万ドル(約66億円)を調達しました。
同社の創業者は、BigQuery、AWS、Databricks、Snowflakeなど、テック業界の最も有名な組織で働いた経験があり、超大容量のデータ分析に携わっていました。
MotherDuck はサーバーレスで構成されており、30ミリ秒以内に立ち上がり、即座に分析をはじめることができます。
MotherDuckによると、ビッグデータは今後死んでいき、重要なのはデータのサイズではなくシンプルさや意味を理解できるものが重要になってくると考えているようです。
AIモデルを作成する際の学習データも量より質に意向してきており、それに応じてデータウェアハウスも変化してきています。Link

出典: https://thenewstack.io/microsoft-aims-to-bring-devops-discipline-to-web3/
Microsoft が ConsenSys と提携し Web3 の開発者向けに運用サービスの提供を目指すようです。
Microsoft の Azure インキュベーション・チームのパートナー・プログラム・マネージャーであるDonovan Brown氏の調査によると、Web3 に関して開発部門は多いが、運用部門は少ないことがわかっています。
Web3 のエンジニアはスマートコントラクトの書き方を覚え、自分のマシンからすぐにメインネットにデプロイしており、テストコード やQA などが抜け落ちていることが多い為、長く運用するには課題があります。
Microsoft はWeb3 へ開発者ツールから入っていくことがわかります。Link
👂 Back numbers
過去のアーカイブはこちらからご覧いただけます。
https://ryu.theletter.jp/
毎週このようなニュースレターが無料で届く 「Ryusuke Fuda's Newsletter」ご購読いただけると嬉しいです。
「Ryusuke Fuda's Newsletter」をメールで読みませんか?
コンテンツを見逃さず、購読者限定記事も受け取れます。