Ryusuke Fuda's Newsletter #129
- GitHub が GPT-4 を搭載した GitHub Copilot X を公開
- Meta が 2025年に本命のディスプレイ付きスマートグラスをリリースすることが判明
出典: https://blog.google/technology/ai/try-bard/
Google が ChatGPT の競合サービスである Bard を公開しました。Bard は 2020年にGoogle が発表した会話モデルの LaMDAがベースとなっています。
Googleが公開したブログを読むと、自信を持って発表したというよりは、これ以上 ChatGPT に検索のシェアを奪われ続けるのを防ぐ為のように見えます。その証拠に、”完璧ではない" や、"徐々にアップデートされる" といった表現が多く出てきます。
Bard の公開も米国と英国のみと限定されており、ChatGPT ほどのインパクトはありません。Link
出典: https://github.blog/2023-03-22-github-copilot-x-the-ai-powered-developer-experience/
GitHub Copilot が GPT-4 を搭載した GitHub Copilot X を公開しました。GitHub Copilot はGitHubが 2年前にリリースした AI がコーディングを補完するエンジニアの為のツールです。
GitHubによると、現在、すべてのプログラミング言語で平均46%のコードが GitHub Copilot を使用して構築され、Javaを使用している開発者では61%あり、その傾向は強くなっています。
GitHub Copilot X では ChatGPT ライクなチャットUIがあり、AIとチャットをしながらコードを生成することができ、音声にも対応しています。
コード生成の進化も大きいですが、コードを解説する機能があり、こちらもコードリーティングの時間を大幅に短縮する良い機能ですね。Link
出典: https://www.theverge.com/2023/2/28/23619730/meta-vr-oculus-ar-glasses-smartwatch-plans
Metaは、2025年に最初のディスプレイ付きスマートグラスを、スマートウォッチとともにリリースする予定であることが、The Vergeの 取材で明らかになりました。
ロードマップとしては、2021年にレイバンの親会社と共同で出したARグラスの第2世代を2023年の秋に公開し、2025年に第3世代のスマートグラスを公開する予定です。
第3世代のスマートグラスは受信したテキストメッセージを見たり、QRコードをスキャンしたり、他の言語のテキストをリアルタイムで翻訳したりするための「ビューファインダー」と呼ぶディスプレイが搭載されます。さらに、「ニューラル・インターフェイス」と呼ばれるバンドが付属し、仮想のパッド上で指を動かすなど、手の動きでメガネを操作できるようになるようです。
マーク・ザッカーバーグは10年以内にスマートフォンの時代が終わり、スマートグラスへ移行するつことを信じて突き進んでいますね。Link
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https://ryu.theletter.jp/
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