Ryusuke Fuda's Newsletter #59
- Penpot vs Figma
- Twitter がビットコインでのチップを開始
- Brave がプライバシー重視のビデオ通話機能をブラウザに追加
出典: https://opensource.com/article/21/9/open-source-design
オープンソース(以下OSS)はエンジニア文化で、エンジニア向けのライブラリやツールが多いのですが、PenpotというデザインツールはOSSのデザインツールで Figma と同様の機能を持っています。
これを提供しているのは Kaleidos という企業で普段はクライアントワークを事業の柱としています。しかし、ユニークな精度があり、7月と12月は一切クライアントワークをせず、全員がOSSをつかって好きなプロジェクトをチームで行うそうです。
Kaleidosはこれをパーソナル・イノベーション週間 (PI Weeks) と呼び、Penpot もここから生まれたそうです。Googleの週に10%のルールを参考にアレンジを加えたそうです。
Penpot が競合と見据えているのは Figma でOSSだからこそのイノベーションが勝ち筋になっていくと話しています。Link
出典: https://www.theverge.com/2021/9/23/22689806/twitter-bitcoin-lightning-tipping-nft-authentication
Twitter はチップの支払い方法としてビットコインを推奨する初のアプリとなりそうです。現在もVenmo や CashAppなど様々な方法でユーザー間でチップお支払うことが可能ですがビットコインが正式に加わるそうです。
ビットコインでのチップは Strike というTwitter CEO のジャック・ドーシーと関係のある会社のウォレットと接続し行います。そもそもウォレットのアドレスが分かれば Twitterを経由する必要はないのですが、ウォレットとTwitterのアカウントが紐づくことで本人認証の役割が果たせます。
さらに Twitter は NFT 分野での認証も視野に入れており、所有するNFTが本物かどうかもTwitterのバッジのような形でわかりやすくするそうです。Link
出典: https://brave.com/brave-talk-launch/
プライバシーを徹底的に重視したオープンソースのブラウザ brave がビデオツール「Brave Talk」を発表しました。zoom と違い無料で通話時間無制限や YouTubeへのストリーミング配信の機能があります。
zoomや他のBigTechは通話やメタデータ、画像を監視し、解析しているのに対し、Brave Talkは通話の暗号化を徹底しメタデータもBraveのサーバーに保存しないようになっています。
brave は JavaScript の生みの親がつくっているのでブラウザでできる技術をどんどん使って独自のブラウザに進化させていますね。Link
🎙 Podcast - one thing and another -
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